行けたんだ! カナダ!!

~三十路兄ちゃんのカナダ生活日記~

ホットドック(2)

 ホットドックとともに、全世界に広がったアメリカの食文化と言えば、やっぱりファーストフードだろう。

 カナダにも沢山のファーストフードの店がある。ハンバーガーやピザ、タコスなど、カナダやアメリカの沢山の会社が競争し合っている。

 その中でも一番有名なのが、やっぱり日本でもお馴染みのマクドナルドだろう。こっちでも、しょっちゅうテレビで「今週は✖✖バーガーが99セント!」とかやっている。

 僕は日本に住んでて、ファーストフードの店にあまり行ったことがない。別に嫌いではなく、友達に誘われればヒョイヒョイとついて行くんだけど、それも何回もではない。ましてや一人で行った事なんて数える程しかない。

 何故かと言うとあの女子高生軍団のせいだ。

 今はそうでもないかも知れないけど、昔はどこの店でも学校帰りの女子高生がウジャウジャいて、ピーピーキャーキャーとまるで自分の家の様に騒いでいるのである。その彼女達のパワーに圧倒されて、僕はファーストフードの店に行きづらくなってしまった。

 しかしカナダでは違った。

 もちろんカナダ版コギャル?もいるにはいるが、あまり集団でドカーッと入って来る奴等は日本よりは少ないと思う。

 それにこっちでは仕事途中の会社員や、おじいちゃんや若者など、一人の人が多く、僕でも入り易かった。皮肉にもカナダに来て一人でマクドナルドに何度も行くようになってしまった。

 

 同じマクドナルドでも、こっちの店員は個性が強い!

 機嫌の良い店員だと、

「ハ~イ、元気~?今日は天気が良くて気持ちいい日ねえ~。オーダーは何にする~?」な~んて言う感じ。

 悪い店員だと、

「あんた何にすんの?はやくしなー!次、あんたは?」まあ、はやくしなー!とは言わないまでも、そんな風に感じてしまう。

”お客様に買って頂きます” といった日本の ”お客様は神様です” 的考えと、あの気持ち悪いマニュアル化されたサービスは、こっちには存在しないのである。

 

 でも最近このホットドックやファーストフードはジャンクフード(junk...くず)と呼ばれていて、あまり体には良くないみたいだ。なんてったって肉が安すぎる!

 実際僕も貧乏だった時、一か月ほぼ毎日ホットドックを食べていた時、なんか体調良くなかった(まあ、どんな物でも毎日食べたら体壊すか)。

 程々に楽しみましょう。