行けたんだ! カナダ!!

~三十路兄ちゃんのカナダ生活日記~

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ホットドック(2)

ホットドックとともに、全世界に広がったアメリカの食文化と言えば、やっぱりファーストフードだろう。 カナダにも沢山のファーストフードの店がある。ハンバーガーやピザ、タコスなど、カナダやアメリカの沢山の会社が競争し合っている。 その中でも一番有…

ホットドック(1)

アメリカやカナダは、ヨーロッパの様にそれぞれを代表する料理という物がほとんどない。二つの国とも、もともといろいろな国から集まった移民によって出来た新しい国なので、伝統料理は存在しないのだ。 しかしその中でもアメリカの食文化で一番代表的な食べ…

多国籍授業(3)

でもこのクラスは、とても楽しいクラスだった。 僕を入れて三人の日本人、三人のブラジル人、それにスイス人、台湾人、韓国人と国際色豊かなクラスだった。 レベルが低いせいもあり年齢も高めで、僕と同じ位三十歳前後だった。 そのクラスのムードメーカーは…

多国籍授業(2)

学校に着いてまずクラス分けのテストを受けた。 もちろん学校の案内や何もかもが全て英語。どこの教室でテストを受けるのか良く分からない。 そこに日本人の男の人がテスト会場らしき教室に入って行くのを見かけたので思わず僕は彼を引き止めて、 「すいませ…

多国籍授業(1)

次の週から直ぐ学校が始まった。 登校初日、ローラが一緒に学校まで付いて来てくれて、バスや地下鉄の乗り方、学校の場所を教えてくれた。 バスや地下鉄の乗り方は、基本的には日本とあまり変わらないんだけど、多少違う所もある。 バスを降りる時、日本では…

十五階のリッチな生活(3)

~ある夜に起こった事件~ トイレ、なんか紙つまっちゃった様だ。それに水の出る所もなんかおかしい。 日本でも僕はたまにやった。 その時は時間がたてば溶けて流れ出す、というのが良くあったので、ビスケットを食べながら願った(机の上にはビスケットが沢…

十五階のリッチな生活(2)

次の日は、マザーズデイ(母の日......こっちにもあるんだよね)でボールドウィン夫妻と僕の三人は、ラリーの運転する車で息子さんの家に行った。 ラリーはトヨタの古い中型車に乗っていた。家はあんなに立派なんだけど車はボロかった。でもラリーはその大き…

十五階のリッチな生活(1)

まずカナダでの最初の生活は二か月間のホームステイと英語学校である。日本で旅行会社を通して頼んであったものだ。 僕のステイ先は郊外の閑静な住宅街といった感じの場所にある三十階建ての高級コンドミニアム。地下にはプールやジムやビリヤード場があって…

アメリカ大陸上陸(2)

五年ぶり二度目の外国、初めてのカナダ、とうとう来てしまった。 第一関門の悪名高き異国での洗礼 ”税関” では予想通り? 何を言っているのか良く解らない事もあったけど(というかほとんど解らなかったかな~)、まあ何とか無事通過した。 到着ロビーに出る…

アメリカ大陸上陸(1) 

窓の外に目をやると、とうとうアメリカ大陸がはっきりと見えてきた。はるばる東京から十二時間、カナダの経済の中心トロントだ。 「ついに来た!!」 僕の胸は興奮と不安ではち切れんばかりになっていた。 そしてついにトロント国際空港(レスター・B・ピア…

アイ ハブ ア ペン (5)

海外へ行く時、荷物を何に入れるか問題になる。 特に長期滞在者は、荷物も多いのでいろいろ考えるのである。 一つの街に長い期間いるだろうとする人はやっぱりスーツケース、一都市定住タイプ農耕民族タイプである。 いろいろな街に行ったり、旅行をしようと…

アイ ハブ ア ペン (4)

友達や昔世話になった人達との送別会というか、飲み会が続いた。ほとんど毎日二日酔い。 みんなと飲んでる時は、「よーし、いくぞー、がんばるぞー!!」 という気迫があった。 しかし反面部屋で一人でいる時。怖さが増してきて、ビビッて、 「やっぱり行く…

アイ ハブ ア ペン (3)

東京三菱銀行(現在、三菱UFJ銀行)で、200カナダドルの現金と3500カナダドルのトラベラーズチェックを作りに行った。 カナダドルを見るのはそれが初めて。袋から出した時、最初何かのチラシが入っているのかなと思ってしまった。 しかしそれは立…

アイ ハブ ア ペン (2)

さすがにノンキな僕でも本当にやばいと思った。 そこで、高校時代特別講師として僕の学校に来ていたイギリス人の先生が、自宅で英語を教えている事を思い出し、その先生の所へワラにもすがる思いで行った。 先生と会うのは当時十年ぶり。 「先生、お久しぶり…

アイ ハブ ア ペン (1)

ほぼ世紀末 某月某日、 旅行会社に最初の二か月分の英語学校とホームステイ、飛行機チケット等諸々の入金を終え、あと一か月で日本脱出だ~! という時一番の大きな不安(というか、もう恐怖だね)がこの出来の悪い頭にのしかかってきた。 それは、やっぱり …